大好きだから、キミの前では笑っていたい。
こういうのを自業自得って言うのかな。
勇気を出さなかった臆病な心。
このままでいいと偽った気持ちで繋いだ絆。
そんな私への罰なのだろうか。
ならば、真正面から向き合うほかない。
……でも、もう前なんて向けないとも思う。
だって、ずっとそばにいた人がいなくなるなんて、耐えられるわけがない。
それも、自分以外の女の子と仲良くしている姿をこれからは見なくちゃいけないなんて……。
そんなの、耐えられるはずないよ……。
止まることを知らない涙が、次から次へと溢れてくる。
それはまるで、今まで我慢していた心が爆発してしまったかのように、いつまでも流れ続けていた。