僕の世界の半分で
後書き
初めまして。雨です。
この度はこのお話を最後まで読んでくださりありがとうございました。
このお話は、数年前に書いていたお話のリメイク版になっています。内容はそのままで、主に心理描写を増やしたつもりです。拙い文章で読みずらいこともあったかと思います。すみません。
求められていないこと承知で、このお話を書こうと思った理由をお話したいと思います。数分後に忘れてくださっても構いません。ほんの少し、たった一瞬でも良いので 目を通して頂きたいなと思いながらこの続きを書くことにします。
初めに、このお話を読んでいる中で不快な思いをしてしまった方や、苦しい気持ちになってしまった方がおりましたらこの場を借りて深く謝罪したいと思います。申し訳ありません。
今回、"障害"というものをテーマにお話を描きましたが、そこで皆様に問いたいことがあります。
障害者と健常者の壁は、誰が作っているものなのでしょうか。
"結花ちゃんは障害者だから、渡来くん趣味悪い"
そんな言葉を書いたシーンがありました。他にもたくさん、心の無い言葉を浴びせました。苦しいし、酷い。
雅翔は、好きな子が障害者であるだけでどうしてそんなに非難されなければならなかったのでしょうか。
どうして人は、簡単にだれかを傷つける言葉を吐けるのでしょうか。
障害は、差別されるものではありません。
本人とその家族、友達が、これ以上周りの環境が原因で悩まされて欲しくはないのです。
好きに生きて欲しい。
思うままに、人生を歩んで欲しい。
ゆんにはゆんの、雅翔には雅翔の、浅木先輩には浅木先輩の考えもあり、選択肢もそれぞれあります。
"障害"という壁が、少しでもなくなる事、そして、もっと現実を受け入れてくれる人が増えることを祈っています。
このお話が、だれかの心に受け入れてもらえるのであれば光栄です。
ご意見などありましたら、感想ノートやツイッターのお題箱etcを活用頂けると幸いです。
それに伴ってひとつ 図々しいお願いにはなりますが、私も人間なので、誹謗中傷は こころが痛みます。
できたら、そのような言葉は、今回ばかりは心の中に封印して頂きたいと強く願っています。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
2020.7.28 雨