秋の夕暮れ
2人歩いた田んぼ道
いつも「さよなら」て言って別れた
その度に寂しくなって嬉しくなった
今日の「さよなら」はいつもと違う
無言のまま歩き続けた
何も話せないまずっと
夕日が2人の背中を真っ赤に染める
2人の影が長くのびる
「さよなら」
ただそれだけを言って別れた
私たちに明日はない
恋人からただの友達に戻るのだ
秋の夕日に照らされながら
涙が頬をつたった
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