夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。
それから数日。


「はあ……」


初めはみんなわたしに話しかけてきてくれたけど、もうわたしに聞きたいことは聞いてしまったのか今ではほとんど話しかけられることもなくなった。


自分から話しかけに行く勇気なんてとてもないから、どうしても誰かに話しかけられるのを待ってしまう。


待ってるだけじゃダメだってわかってるんだけど……。


ほんの少しの勇気が出ない。


だから、わたしは教室で孤立した状態だ。


「はあ…………」


ずん、と心が重くなって、またため息を吐いてしまう。
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