夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。
「今日はサーフィンの練習だろ! なんでサボって彼女と遊んでんだよ!」
「ごめん、忘れてた! 今から練習するから」
歩きながら大きな声で話している2人の会話がここまで聞こえてくる。
わたしのこと彼女って思われてるけど否定しなくていいのかな、なんて思いながら2人の会話に耳を済ましたけど、2人はもう会話が聞こえないくらい遠くに行ってしまった。
水城くんがいなくなって岩の上に1人になっても、穏やかな気持ちは消えなかった。
わたしは水城くんの話を思い出しながら、手の中の白い貝がらを見つめた。
ちょっと名残惜しいなぁ。
そう思ったことは、水城くんには内緒。
「ごめん、忘れてた! 今から練習するから」
歩きながら大きな声で話している2人の会話がここまで聞こえてくる。
わたしのこと彼女って思われてるけど否定しなくていいのかな、なんて思いながら2人の会話に耳を済ましたけど、2人はもう会話が聞こえないくらい遠くに行ってしまった。
水城くんがいなくなって岩の上に1人になっても、穏やかな気持ちは消えなかった。
わたしは水城くんの話を思い出しながら、手の中の白い貝がらを見つめた。
ちょっと名残惜しいなぁ。
そう思ったことは、水城くんには内緒。