夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。
いじめグループは最初、わたしと仲良くなろうとしてきた。


いじめをするためだなんて知る由もなかったわたしは、彼女たちを信用しきって本気で友達だと思ってしまった。


ところが貸したものを返してくれなかったり、茶色い髪をバカにしてきたりして、少しずつみんなの態度が変わってきた。


そしてある日、本格的ないじめは突然始まった。


それからは地獄の日々。


掃除用具で殴られたり、みんなの前で足をひっかけて転ばされて恥ずかしい思いをしたこともある。
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