夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。
けど、その重い空気はは一瞬で消えてしまった。


新しい話題が出てくると気まずい空気はすぐに忘れ去られて、すぐにまたわいわいと話している。


3人はすごく楽しそうに話していて、とっても仲がいいんだと分かる。


よかった、さっきの空気がなくなって。


水城くんがたまにわたしにも話を振ってくれるのでわたしもその会話に入ることができたけど、仲のいい3人の中にわたしが1人だけ孤立しているような感覚になった。


水城くんのさり気ない気遣いによってわたしは常に会話の輪に入ることが出来ているけど、それはありがたさと同時に申し訳なさも生み出してしまうものだった。
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