恋愛(純愛)
完
藍上イオタ/著
- 作品番号
- 1610992
- 最終更新
- 2023/04/29
- 総文字数
- 49,040
- ページ数
- 106ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 129,137
- いいね数
- 16
【コミカライズ配信・電子書籍化】
25歳までに異性と交わらなければ、賢者の印が現れる。
聖者の印を持つ者は、男は賢者に、女は聖女となり、
印を持つ者は家族と一緒に過ごすことができない――。
そんな世界で、町一番イケメンの奴隷のオレを買ったのは、
本好きなひきこもりの伯爵令嬢イザベラ。
恋を知らないイザベラは、聖女になる夢を諦めて、
両親を亡くした甥の母替わりになるのだという。
その為には賢者の印が出てはならない。
だれか男と交わらなくてはならないため、
だれでもいいからオレを買ったのだという。
賢者の印が現れないようにすれば自由になれるというけれど、
ご主人様はオレに全く興味がない。
そのうえ、タイムリミットはたったの1年。
ご主人様は無理やりでいいと言うけれど、それではオレが納得いかない。
― 好きにならせてやる ―
そう決意したのだが――。
「交合うだけでいいと言ったでしょう。嘘も慰めもいらないの。
私が欲しいのは、交合ったという事実だけ、結果だけが残ればいいのよ」
彼女の言葉はあまりに無情で。
+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+
出会い方が違ったら、オレの身分が貴族だったら、イザベラはオレの言葉に耳を傾けたのだろうか。
「貴方は優しすぎるから、私の耳に甘い言葉をくれるのでしょう? それが仕事だもの」
柔らかく微笑むのになぜか悲しい。
「信じたいことを信じて、裏切られたら悲しいわ。……神様も結局、お救いくださいませんでした」
+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+゜・。○。・゜+
主人と奴隷として出会ったために、想いを伝えあえない二人。
そんな二人の不器用純愛ストーリー。
公開 2020.08.25
完結予定 2020.08.28
ピッコマにて、フルカラーコミカライズとして配信・完結いたしました。
作画はちゃのあ先生です。
ノベル版が電子書籍化いたしました。
コミックシーモアには特別書き下ろし番外編がついています。
どうぞよろしくお願いいたします。
25歳までに異性と交わらなければ、賢者の印が現れる。
聖者の印を持つ者は、男は賢者に、女は聖女となり、
印を持つ者は家族と一緒に過ごすことができない――。
そんな世界で、町一番イケメンの奴隷のオレを買ったのは、
本好きなひきこもりの伯爵令嬢イザベラ。
恋を知らないイザベラは、聖女になる夢を諦めて、
両親を亡くした甥の母替わりになるのだという。
その為には賢者の印が出てはならない。
だれか男と交わらなくてはならないため、
だれでもいいからオレを買ったのだという。
賢者の印が現れないようにすれば自由になれるというけれど、
ご主人様はオレに全く興味がない。
そのうえ、タイムリミットはたったの1年。
ご主人様は無理やりでいいと言うけれど、それではオレが納得いかない。
― 好きにならせてやる ―
そう決意したのだが――。
「交合うだけでいいと言ったでしょう。嘘も慰めもいらないの。
私が欲しいのは、交合ったという事実だけ、結果だけが残ればいいのよ」
彼女の言葉はあまりに無情で。
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出会い方が違ったら、オレの身分が貴族だったら、イザベラはオレの言葉に耳を傾けたのだろうか。
「貴方は優しすぎるから、私の耳に甘い言葉をくれるのでしょう? それが仕事だもの」
柔らかく微笑むのになぜか悲しい。
「信じたいことを信じて、裏切られたら悲しいわ。……神様も結局、お救いくださいませんでした」
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主人と奴隷として出会ったために、想いを伝えあえない二人。
そんな二人の不器用純愛ストーリー。
公開 2020.08.25
完結予定 2020.08.28
ピッコマにて、フルカラーコミカライズとして配信・完結いたしました。
作画はちゃのあ先生です。
ノベル版が電子書籍化いたしました。
コミックシーモアには特別書き下ろし番外編がついています。
どうぞよろしくお願いいたします。
- あらすじ
- 新タイトル:ひきこもり令嬢は購入した奴隷に溺愛される
旧タイトル:好きでいてもいいですか? ひきこもり令嬢に購入された奴隷の話
この作品の感想ノート
ああ、こちらの作品も、その後エピソードがあと少し欲しい!!という所で終わるのですね。
たくさんの幸せを手に入れ、2人の穏やかで幸せなその後を想像して楽しませていただきます。
いくさん
2022/02/28 16:28
小説家になろうの方で拝読しました。思わず感想が書きたくてここにやってきました!
とても心に残り、温かくやさしい気持ちになりました^^イザベラさんのお屋敷の方々穏やかさやさしさからここの住人たちは素敵な人たちだったのだろうな、とほっこりしたり、ぬいぐるみのジャンを隣の部屋に持っていくイザベラさんの様子が目に浮かんだり、本当に楽しく拝読しました。
セシリオくんが成人するまで待ってから、ふたりで仲良く過ごしている姿を想像して楽しんでいます!ありがとうございました^^
コマドリ
コマドリさん
2020/12/03 15:30
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