気がついたら好きだった
無事お化け屋敷を出て予定通り、観覧車に乗ることになった。
紗奈たちが先に乗り込んで、次のゴンドラに私達が乗り込んだ。
紗奈と律さんに背を向け座り、絢斗に隣に座るよう誘った。
「観覧車なんて久しぶりだな」
「うん、私も!なんか、少し怖いな」
そう言って、私は絢斗との距離を詰めた。
絢斗と、私は、自然な流れで手を繋いだ。
「もう少しで、1番高い所に着くな」
「うん、眺めはいいけど...やっぱり怖いよ」
少しあざとく、そう言った。
「目、瞑んなよ?」
頂上に着いたあたりで、
私たちは、目を瞑り、
肩を寄せ合い
それから...
自然な流れでキスをした。
目を開け、絢斗を見ると恥ずかしそうにはにかんでいた。
私がちらっと、
律さんの方を見ると、目があった気がした。
ずるい私は、
これで、もう大丈夫だと安堵し、観覧車を後にした。
紗奈たちが先に乗り込んで、次のゴンドラに私達が乗り込んだ。
紗奈と律さんに背を向け座り、絢斗に隣に座るよう誘った。
「観覧車なんて久しぶりだな」
「うん、私も!なんか、少し怖いな」
そう言って、私は絢斗との距離を詰めた。
絢斗と、私は、自然な流れで手を繋いだ。
「もう少しで、1番高い所に着くな」
「うん、眺めはいいけど...やっぱり怖いよ」
少しあざとく、そう言った。
「目、瞑んなよ?」
頂上に着いたあたりで、
私たちは、目を瞑り、
肩を寄せ合い
それから...
自然な流れでキスをした。
目を開け、絢斗を見ると恥ずかしそうにはにかんでいた。
私がちらっと、
律さんの方を見ると、目があった気がした。
ずるい私は、
これで、もう大丈夫だと安堵し、観覧車を後にした。