気がついたら好きだった
とりあえず、私は、ご飯を食べて、お風呂に入った。自分の部屋に戻りまた、考えた。
考えても考えても、考えがまとまらず、絢斗に電話した。

「もしもし」

「もしもし、もう大丈夫なのか?」

「うん?」

「さっき発作出ただろ?」

「あぁ、それはもう大丈夫なんだけどさ...」

「あっ、もしかして、さっき唯斗君にバイトのこと言ったの怒ってるのか?」

「少しね、でも、それで電話したんじゃなくて」

「うん?なんかあった?」

「なんかあったどころじゃない!あのさ、唯斗君の弱点、弱味を教えて!」

「は?急になんだよ?」
私は、さっき唯斗君に言われた事を全て言った。
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