気がついたら好きだった
パシッ

思いっきり谷さんの頬にビンタをした。

谷さんは、不気味にニヤッと笑いphsを取り出した。
そして、

「相沢先生、早く来て下さい、伊吹さんが...」
そう言うと、phsをしまい、
ポケットからハサミを出して

自分で自分の腕を傷付け、

無理やりハサミを私に持たせた。

タッタッタッタッ

「おっい、どうした?なにが」
そう言うと、谷さんが、

「ハサミを貸して欲しいって言うので」
と、話し始めた。

唯斗君が、谷さんを見た。
「出血してるのか?
取り敢えず止血が先だ、伊吹さんは、怪我してない?」

「あっ、はい」

そう言うと、自分のネクタイをとって、簡易に止血をし、2人で病室から出て行った。
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