気がついたら好きだった
お坊さんと
行くあてもないまま、ただなんとなく歩いていたら、お母さんとお父さんが眠るお墓の前まで来ていた。御線香をもって来てないので、そのままお墓の前でしゃがみ手を合わせることにした。
「もう、どうしたらいいのか分かんないよ、私、これから不安だよ、大学行けないのかな...」
独り言みたいにブツブツお墓に向かって言っていたら、
「あのー、本堂で少しお茶して行きませんか?」
と、お坊さんに話しかけられた。
戸惑っていると 、
「無理にとは、言わないけど良ければ少しお話ししませんか?」
すごく優しい笑顔で誘ってくれたそのお坊さんに
私は思わず
「はい」
と、返事をした。
「もう、どうしたらいいのか分かんないよ、私、これから不安だよ、大学行けないのかな...」
独り言みたいにブツブツお墓に向かって言っていたら、
「あのー、本堂で少しお茶して行きませんか?」
と、お坊さんに話しかけられた。
戸惑っていると 、
「無理にとは、言わないけど良ければ少しお話ししませんか?」
すごく優しい笑顔で誘ってくれたそのお坊さんに
私は思わず
「はい」
と、返事をした。