気がついたら好きだった

ニヤッと笑い、

それから当たり前のように、


「絢斗?違うでしょ?
俺が好きなのはさ、健君でしょ?」





そう言って、
凛の家に入って行く唯斗君の後ろ姿を見て、この人には、やっぱり勝てないと悟った。


< 71 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop