気がついたら好きだった
席に着き、隣りの紗奈といつものように
「おはよう」
と、挨拶すると、絢斗と、同様に体調を心配してくれた。大丈夫なことを伝えると、なぜか、耳元で
「おめでとう」
と、言われた。
訳が分からず、
「うん?何が?」
と、聞くと、また、耳元で、
「絢斗と付き合いだしたんでしょ?」
と言ってきた。
びっくりして大きい声で
「えっ、なんで、知ってるの?」
と、言うと、周りの子たちが一斉にこっちを見た。
恥ずかしくなって、下を向き、
しばらくしてから、紗奈がまた、耳元で
「そりゃあ、2人を見てたらわかるよ!もしかして、昨日部屋で最後までしちゃったの?」
と、ニヤニヤしながら、聞いて来た。
「してないよ!」
と、今度は声を抑えながら、首を大きく横に振り紗奈に言った。
「えー、うそー⁈なんか、匂ったんだけどなー!でも、良かった、2人が無事くっつく事になって、私嬉しいよ!おめでとう!」
「うん、ありがとぅ」
そう、お礼を言いながら、
昨日のことを思い返し後悔し
紗奈の言葉に胸が痛んだ。
絢斗にされた事と似たような事を唯斗君にもされたのに、怖くなくて、イヤじゃなくて、
むしろ、何故か嬉しくて...
そのことに気づき戸惑った。
「おはよう」
と、挨拶すると、絢斗と、同様に体調を心配してくれた。大丈夫なことを伝えると、なぜか、耳元で
「おめでとう」
と、言われた。
訳が分からず、
「うん?何が?」
と、聞くと、また、耳元で、
「絢斗と付き合いだしたんでしょ?」
と言ってきた。
びっくりして大きい声で
「えっ、なんで、知ってるの?」
と、言うと、周りの子たちが一斉にこっちを見た。
恥ずかしくなって、下を向き、
しばらくしてから、紗奈がまた、耳元で
「そりゃあ、2人を見てたらわかるよ!もしかして、昨日部屋で最後までしちゃったの?」
と、ニヤニヤしながら、聞いて来た。
「してないよ!」
と、今度は声を抑えながら、首を大きく横に振り紗奈に言った。
「えー、うそー⁈なんか、匂ったんだけどなー!でも、良かった、2人が無事くっつく事になって、私嬉しいよ!おめでとう!」
「うん、ありがとぅ」
そう、お礼を言いながら、
昨日のことを思い返し後悔し
紗奈の言葉に胸が痛んだ。
絢斗にされた事と似たような事を唯斗君にもされたのに、怖くなくて、イヤじゃなくて、
むしろ、何故か嬉しくて...
そのことに気づき戸惑った。