気がついたら好きだった
なんとか、無事に倒れる事もなく、
終業式が終わり、
体育館から教室まで戻る移動中に、
紗奈が、絢斗と私に提案してきた。
「ねぇ、そこのお2人さん?8月2日って空いてる?」
「私は、塾とかないから空いてるけど?ゲホッ」
「俺は、帰って予定見ないと分かんないけど、なんで?」
「遊園地のチケット4枚あって、Wデートでもどうかなぁ?って」
ニヤッとしながらそう、紗奈が聞いてきた。
「紗奈の彼氏って...ケホッ…大学生だっけ?」
「うん、遊園地でバイトしてる友だちにもらったらしくて、
受験の息抜きに友だち誘って、1日ぐらいパーっと遊んだ方がいいよ!連れてってあげるから!
って言ってくれてさ、だからどうかなぁって思って!」
そう、幸せそうに私たちを誘ってくれた。
ちらっと絢斗を見ると、目があった。
私たちの前を歩いていた絢斗が、なぜか急に私の左隣に移動して、
「帰って予定確認したら、凛経由で、連絡する感じでいい?」
と、紗奈に言った。
「うん、いいよ」
そう、紗奈が返事をしたのを聞き、
私は、教室に入る手前で、体が揺らいだ。
絢斗が、私を支え、その場に一緒にしゃがみこんだ。
終業式が終わり、
体育館から教室まで戻る移動中に、
紗奈が、絢斗と私に提案してきた。
「ねぇ、そこのお2人さん?8月2日って空いてる?」
「私は、塾とかないから空いてるけど?ゲホッ」
「俺は、帰って予定見ないと分かんないけど、なんで?」
「遊園地のチケット4枚あって、Wデートでもどうかなぁ?って」
ニヤッとしながらそう、紗奈が聞いてきた。
「紗奈の彼氏って...ケホッ…大学生だっけ?」
「うん、遊園地でバイトしてる友だちにもらったらしくて、
受験の息抜きに友だち誘って、1日ぐらいパーっと遊んだ方がいいよ!連れてってあげるから!
って言ってくれてさ、だからどうかなぁって思って!」
そう、幸せそうに私たちを誘ってくれた。
ちらっと絢斗を見ると、目があった。
私たちの前を歩いていた絢斗が、なぜか急に私の左隣に移動して、
「帰って予定確認したら、凛経由で、連絡する感じでいい?」
と、紗奈に言った。
「うん、いいよ」
そう、紗奈が返事をしたのを聞き、
私は、教室に入る手前で、体が揺らいだ。
絢斗が、私を支え、その場に一緒にしゃがみこんだ。