解体
夕立・時雨side.


ゆうを抱えて縮こまってる洋くん。


ゆうも動く様子がない。


「洋祐。大丈夫だ。ゆうが苦しいからな。


少し優しく抱き締めてやれ。」


「.....っあ?.....ゆ。うは?」


「洋くんが抱き締めてるよ~。


かなりひどい状態だけど.....。」


「.....い。なく。なら...ない?」


「ん~。ゆう。みしてくれる?洋くん。」


「.....う、ん。」


「いいこだねぇ。ゆうも洋くんもいいこ。」


そうやってゆうをこっちに見せてくれた洋祐。


< 101 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop