解体
「遥さん?本当ですか?」
「本当だ。特にこれといって何かしたわけじゃない。」
「じゃあ。その行動事態に問題が...。」
「それなら、楼騎がいじめっぽく捕まえた。」
「...それですね。
おそらくそれが何かひっかかたのでしょう。」
「どう思う?夕立。時雨。」
「たぶんそれであってるよ。」
「ゆうが捕まったときがそんな感じの光景だった。」
「...だそうですよ。楼騎さん。
一発殴っていいですか?」
「えっ?いやだけど?」
はあ。そろそろ止めに入るか。
「やめろ。総司。
楼騎さんも煽らないでください。」
『チッ。』
二人で舌打ちしてやがる。
「親父。総司がこうなるのは困る。俺が。
だから、今後はこういうのはやめてくれ。
あと洋祐もああなっちまうんじゃ本当に困る。
今度からは呼ばれたら来るから。
とりあえず、今日はもう遅いから本家に泊まる。」