解体


俺は会話に聞き耳を立てた。


「お酒は大丈夫みたい。」


「さっきのは?」


「味覚はあってもそれの名前を知らないから

分からなかったんじゃない?」


「ああ。明日は味覚と嗅覚について教えないとな。」


「そうか。鼻もか。」


そこに遥かがきて口を挟んだ。

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