解体
俺たちも楼騎さんと遥さんに続いて入ってき行けば
そこには、
ゆうが素っ裸で倒れていた。
ナニをされていたかが、すぐわかった。
目隠しをされ、首には、前と同じような
鎖で繋がれていた。
手足も手錠で拘束されていた。
身体中に傷がついていて、
ひどい状態だった。
急いで、家に戻った。
本家ではなく、俺たちの家に、
理由は親父曰く
「...そっちの家の方がゆうが安心するだろう」
と言っていたが、
組員たちのことも考慮しての理由だろう。