解体


部屋には既に総司がいて


ベットのまわりに医療器具を設置していた。


それもそうだろう。


腕に抱えるこいつは、どうみても栄養失調。


そんなレベルじゃないかもしれないのだから。


ベットに少年を寝かせると、総司は


点滴やら心電図やらを、器用に繋げていった。


それを洋祐が手伝っていた。


こいつらは、医療の知識があるから


とても助かっている。


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