解体
蓮都side.


「...何のようだ。親父。」


朝。ゆうが着替えてる間に


親父からかかってきた電話。


ゆうがいた組の処遇についての話をするから来い。


という内容だった。


本来なら俺の側近全員で行くところだが、


ゆうを一人にはできないから総司と二人だけで


本家に戻ってきた。


「.....なぜ、お前と総司だけなんだ?」


「ゆうを一人にはできないからな。」


「...ほう?お前が連れ帰ったのはそんな名前なのか。」


「.....帰っていいか?」


「わかった。わかった。じゃあ簡潔にな。


まあ。幹部より上の位は始末した。


下は、ムショ行きにしたから安心しろ。」


「わかった。」


「それから、その子。ゆうくん?


今度本家に連れてこいよ?絶対だからな?」


「......。」


「......。返事は?」


だんまりを決め込んでいると

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