解体


「...ゆう。俺の肩に両手ついて。


手伝ってあげる。」


そういって脱がすのを手伝った。


「ゆっくり歩いていこう。滑るから。」


ゆうの手を握って浴場に入った。


「ここ。座って。」


シャワーの前に連れていって


長い髪を洗ってまとめあげてからだも洗ってあげた。


「...アウッ。......ッッッ。...ン」


まだ傷が痛むらしく微かな声が漏れていた。


「...ごめん。痛かった。よね。」


「.....。」


ゆうは首を横に振っていた。


「.....そう?だいじょぶ?」


「.....。」(頷く)


洗い終えてゆうを抱っこしながら


ミネラルウォーターを取りに行って


湯船に浸かった。


ゆうは膝の上にのったままゆったりしていた。


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