溺愛は蜜夜に始まる~御曹司と仮初め情欲婚~
「諒太が言うにはどれも彩実さんおすすめのチョコレートらしいけど、うまいな。カカオの量が俺好み」
梨乃の混乱に構わず、侑斗は落ち着いた声で笑った。
「で、ですよね。それもおいしそうだなと思ってたんです」
まだ落ち着かない気持ちを必死で隠し、梨乃は乾いた声で笑った。
「味見するか?」
「え……味見? でもこの箱の中には全部違う種類のチョコレートが詰まっていて同じものはないんです。残念ですけど諦めます」
梨乃はそう言って困ったように笑った。残念だが仕方がない。
「同じものがなくても問題ない」
侑斗は意味あり気に笑うと梨乃の肩に手を置きそのまま抱き寄せた。
「どうぞめしあがれ」
侑斗はチョコレートに負けない甘い声でささやいたかと思うと。
「……んっ」
突然梨乃にキスをし、とっさに開いた唇の隙間から舌を差し入れた。
「ゆうとさん……」
体を硬くする梨乃をなだめるように、侑斗はキスを深めていく。
両頬を侑斗の手に固定され、思うがままに侑斗の舌が梨乃の口内を動き回る。
梨乃の舌を探し出し、強引に自分の舌と絡めあった。
「ん、あ……」
梨乃の混乱に構わず、侑斗は落ち着いた声で笑った。
「で、ですよね。それもおいしそうだなと思ってたんです」
まだ落ち着かない気持ちを必死で隠し、梨乃は乾いた声で笑った。
「味見するか?」
「え……味見? でもこの箱の中には全部違う種類のチョコレートが詰まっていて同じものはないんです。残念ですけど諦めます」
梨乃はそう言って困ったように笑った。残念だが仕方がない。
「同じものがなくても問題ない」
侑斗は意味あり気に笑うと梨乃の肩に手を置きそのまま抱き寄せた。
「どうぞめしあがれ」
侑斗はチョコレートに負けない甘い声でささやいたかと思うと。
「……んっ」
突然梨乃にキスをし、とっさに開いた唇の隙間から舌を差し入れた。
「ゆうとさん……」
体を硬くする梨乃をなだめるように、侑斗はキスを深めていく。
両頬を侑斗の手に固定され、思うがままに侑斗の舌が梨乃の口内を動き回る。
梨乃の舌を探し出し、強引に自分の舌と絡めあった。
「ん、あ……」