ONLY YOU~過ちの授かり婚~
「着替えを…ボストンバックに詰め込んで欲しい。壬生を邸宅に寄越すから、渡してくれ」とのメッセージ。
私は了解と返信して、焼き菓子を食べ、コーヒーを飲み干し、部屋に戻った。
そして、クローゼットを開けて、荷物の入れられるボストンバックを探す。
クローゼットの奥にひっそりと置かれたボストンバックに目が入った。
私はそのボストンバックを取り出して、中身を確かめた。
光沢のある黒いトレンチコート、中折れ帽子、サングラス…何処かで見覚えのあるモノばかり。
そして、小さなジュエリーケースを見つけた。
私はケースを無断で開いてしまった。
白い光沢のある台座には二つのエンゲージリングが嵌っていた。
「これは・・・!?」
片方のエンゲージリングには見覚えがあった。
だって、このエンゲージリングは徹さんと二人で店に足を運んで選んだリングだから。
私は了解と返信して、焼き菓子を食べ、コーヒーを飲み干し、部屋に戻った。
そして、クローゼットを開けて、荷物の入れられるボストンバックを探す。
クローゼットの奥にひっそりと置かれたボストンバックに目が入った。
私はそのボストンバックを取り出して、中身を確かめた。
光沢のある黒いトレンチコート、中折れ帽子、サングラス…何処かで見覚えのあるモノばかり。
そして、小さなジュエリーケースを見つけた。
私はケースを無断で開いてしまった。
白い光沢のある台座には二つのエンゲージリングが嵌っていた。
「これは・・・!?」
片方のエンゲージリングには見覚えがあった。
だって、このエンゲージリングは徹さんと二人で店に足を運んで選んだリングだから。