年下男子にご注意を!
「ごめん。女の子の扱い、慣れてなくて…」


伏せた状態でもよく分かる長い睫毛(まつげ)

優しく皮膚を撫でられ

背中がぞくぞくして思わず声が出そうになる。


「もう大丈夫」


緩くなった彼の手のひらの中から

慌てて自分の手を引き抜いた。

つい今まで彼が触っていた部分を反対の手で握り締めると

まだ大きく脈打っている。
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