年下男子にご注意を!
「神楽ちゃんさ、茂木くんと連絡取ってる?」


階段の途中で真尋ちゃんが立ち止まり

後ろから下りていたあたしを見上げた。


「え…、う…ん。取ってるよ」


「そう…なんだ…」


悲しそうに眉を下げた。


「神楽ちゃん、あのね……」


「ん?」


「……あの、あのね…」


「うん」


遠くで女の子達の笑い声が聞こえる。
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