年下男子にご注意を!
※※※



「まぁーた、そんな面倒なことに関わって…」


真尋ちゃんと別れた後

校門の前で待ってくれていた和泉くんと一緒に

公園のベンチに座り、さっきの話をする。


「だいたい、ミコちゃんのこと好きなやつとの仲を取り持つ意味、分かってる?」


和泉くんが手にしたペットボトルの(ふた)を開けると

プシュッという音が聞こえた。

その様子を眺めていると、そのまま口元に持って行きゴクゴクと喉を鳴らして流し込む。
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