年下男子にご注意を!
「ひゃっ!」


和泉くんの指先の感触に、手の甲がぞわぞわして

思わず変な声が出た。

慌てて引っ込めようとした手を掴まれ

ぐいっと引っ張られる。

そのまま和泉くんの胸に閉じ込められてしまった。


「ダーメ、逃がさない」


耳元で囁かれ、背中に電気が走る。


「ミコちゃん」


「やっ…」


耳たぶに唇を押し付けられ

思わずのけ反ってしまった。
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