年下男子にご注意を!
「あっ、あのっ!ここで話し込むのも何だから、中に入りません?」


この雰囲気を何とかしたくて

入園ゲートを指差し少し大きめの声を出す。


「そ、そうね。せっかく来たんだし、早く行きましょう!」


日曜日だからか、チケット売場は混んでいて

しばらく並んで購入しゲートをくぐった園内にも

たくさんの人達が居た。


「どれから行く?」


「やっぱり最初は絶叫系でしょ」


茂木くんの言葉に真尋ちゃんが指差したのは

入ってすぐ視界に入った長いジェットコースター。

目がキラキラしている。
< 205 / 469 >

この作品をシェア

pagetop