年下男子にご注意を!
「3年前だし、覚えててもらえてなくてもしょうがないか」


「さ…」


3年前!?


「兄貴が3年前、生徒会の役員で張り切ってたから母さんと一緒に見に行ったんだ。その時ミコちゃんを見て、ビビビって電気が走ったみたいになって、それからずっと気になってた」


兄貴?

母さん?


「あの時はまだ声変わりもしてなかったし、背も伸びる前だったもんな」


え…えっ?


混乱するあたしに、ニコニコしながら話し続ける和泉くん。
< 26 / 469 >

この作品をシェア

pagetop