年下男子にご注意を!
「つっ、椿ちゃん!おはよ!」


ボーッとしていたことに気が付き

慌てて我に返った。


「おはよ。ね、真尋」


「ん?」


「神楽ちゃん、変よね」


「うん。私がさっきから声掛けしてるんだけど、全部上の空なのよ」


「へぇー、何があったのかなぁー?」


「なっ、何にもないよ!」


ニヤニヤしながら距離を詰めてくる2人から顔を反らす。


「そっかぁー。それじゃあ身体に直接聞いてみようかなぁー」


下品な笑い声で両手をワサワサしながら迫ってくる椿ちゃん。
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