年下男子にご注意を!
列を移動してみる。

そこには日本人作家の本や医学書が左右に並んでいた。


和泉くん、どこだろ…。


探していると『就職・進学』と書かれた棚が視界に入った。

少し興味が湧き、その場所へと移動する。

最新版と書かれた分厚い本を手に取った。

パラパラとめくる。


「ミコちゃん、就職するの?」


いつの間に来たのか、すぐ後ろに和泉くんが立っていた。
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