年下男子にご注意を!
「えっ…あ、ううん。気になったから取ってみただけ」


「ふーん。ミコちゃん、なりたい職業ある?」


一歩踏み込まれ、棚側に後ずさった。


「えっと…。具体的にはまだ何も…」


「そっか」


また一歩。


「和っ、和泉くんっ?」


背中が棚にぶつかる。

もう後ろには下がれない。


「これって、壁ドンみたいじゃない?」


ニヤリと笑う和泉くん。

何かめちゃくちゃ楽しそう。
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