年下男子にご注意を!
「神楽ちゃん、気を付けなよ」


真尋ちゃんの言葉をうんうん(うなづ)きながら聞いていた椿ちゃんが

あたしの肩をポンと叩いた。


「そういえば、真尋はあの後どうしたの?」


あたしの肩に手を乗せたまま

椿ちゃんが顔をくるりと反転させて真尋ちゃんに問いかける。


「え…。言ってた通り、お茶しに行ったけど…」


そうだ。

和泉くんに連れ出されたから

あの後、皆がどうなったのか

全然知らないんだった。
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