年下男子にご注意を!
「そっか。それなら、そろそろ行こうか」


「えっ!何、一緒に行動すんの?俺、ミコちゃんと2人がいいんだけど」


せっかくバイト頑張ったのに、平沢さんと水川さんが居たんじゃ

イチャイチャできないじゃん……。


「……」


平沢さんと水川さんが顔を見合わせた。

何を喋るわけでもないけれど

お互いなぜか頷いている。


「あんまり遅くなるなよ」


「分かってるよ」


「ちゃんと帰してあげてね」


ちゃんと…。


「当たり前じゃないですか」


ミコちゃんの親に不真面目な男と付き合っていると思われたんじゃ堪らない。
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