年下男子にご注意を!
ずっと男子校だったから、誰かに好意を向けられた経験もない。

それに、俺にはミコちゃんしか居ないから。


「それってもしかして―――…、嫉妬?」


嬉しくてミコちゃんを引き寄せながら顔のすぐ近くで囁くと

俺を見上げながらこくんと頷いた。


マジで?

嬉しくて飛び上がりそう。


「嫉妬、してくれるんだ?」


抱き締めたい気持ちを抑えながら、頬にキスを落とす。
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