年下男子にご注意を!
「―――…っ、…だっ…て……」


「『だって』、何?」


「…和泉くん…、高校生になって突然バイト始めちゃうから…」


「自分で使うお金は自分で稼ぎたいからね」


今からコツコツ貯めてたら

結婚するまでにはだいぶ貯まるだろうし。

でも、それはミコちゃんには内緒。


「…和泉くん最近背が高くなったし、その……突然…男らしくなっちゃたっていうか…」


男らしい?


確かに背は伸びたけれど、それ以外に自覚症状はない。


「…外で、他の女の人に言い寄られないか心配で―――…、んっ」


もう、我慢の限界。


喋るミコちゃんの唇を塞いだ。
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