年下男子にご注意を!
他の女の人に嫉妬するミコちゃんとか。

可愛過ぎる。


「ミコちゃんしか愛せない自信があるから心配しないで」


「―――ふ…あ、…んっ…」


階段の途中。

俺達の熱が、真冬の空気を白く染める。


「んんっ!」


下の方から賑やかな声が聞こえ、足音が近付いてきた。

今までトロンとした目で俺を見上げていたはずなのに

慌てて離れようと、両手で俺の胸を押すミコちゃん。


「ちぇっ…。いいとこだったのに…」


「もぉっ…。人前はダメだって…」


離れた唇にもう一度キスを落とす。
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