年下男子にご注意を!
今更、何か言ったところで

どうにもならないんだけどね…。


「その後兄貴から連絡あったんだ、ミコちゃんがコンパ来るって。だから慌てて兄貴に『俺に行かせろ』って。会えて良かった」


右手の人差し指の背でスッとあたしの顎のラインを撫でた。

繊細な触れ方に、首の後ろの方がゾクゾクし

思わず体を(よじ)ると、次は頬を滑らせる。


「初めて会った時と全然変わってない」


そう言って嬉しそうに微笑んだ。
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