年下男子にご注意を!
そんな彼女の横顔に見惚れていると


「神楽ちゃんって、先輩のことが好きなのね」


「えっ!」


突然の鋭い言葉に思わず大きな声が出た。


「どっ…どうして!?えっ?」


「どうしてって…。さっき言ってたじゃない」


立ち止まったあたしを振り返り、真顔で答える。


え…。

そんなこと言ったっけ?


さっきは軽くパニックになって

色んなことを口走ったような気もするけれど

何を言ったのかも思い出せない。
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