コックリさんコックリさん
「その後、学校ではコックリさんがぱたっと止まったらしいよー」
「へーよく知ってるねー」
「ほんと、ほんと。その学校から来たんでしょ?コックリさんやったの?」
「いや、やってたら、今ここにいないよー」
「確かにそうだね」
そう言って“紗枝”と“優紀子”達5人と笑った。
「でも、本当コックリさんやってなくてよかったねー。ニュースで見たけど、その後学校はずっと臨時休校なんでしょ、精神面が不安定になっている生徒が多いからって」
「うん、だから友達にもお別れ言えなくって…」
「そのなんだ…ねえその、“奈穂”って子と“華奈穂”って子とは知り合いだったの?
“華奈”ちゃん」
「んー知らないよー“華奈穂”ちゃんとは話した事あるけど、“奈穂”なんて子知らなーい」
「そうなんだー」
「ねえねえ、結局、その死体は誰だったの?」
「こら、紗枝!」
「あーいいよ、別に」
「ほらー。で、誰なの?」
「んーあんまりはっきり知らないんだけどねー確か、司法解剖で“奈穂”って子だったと思う」
「うわ、返り討ちじゃん。まあ因果応報だね」
「えっ、紗枝から因果応報なんて言葉出でくるなんて…」
「うるさいなー因果応報ぐらい知ってるよー」
紗枝が必死で言う姿が面白くてまた笑った。
「ねえ、コックリさんやってみない?」
「ちょ、紗枝!」
「えーいいじゃん。もしかしたらあの学校がいけなかっただけかもしんないじゃん」
「けど、それで今あの学校は臨時休校になって」
「えーじゃあ、2人は?どう?」
「いいんじゃない」
「なんか、楽しそう」
「ほらー」
「もー2人も調子乗らないの!」
「えーいいじゃん優紀子もやろうよー楽しそうじゃん」
「確かに、興味はあるけど、華奈ちゃんが…やっぱ、思い出すし嫌でしょ?」
「なんでーじゃ、華奈がよかったらいいの?」
「うーん、まあね…でも嫌だよね…」
優紀子が私に遠慮がちに聞いてくる。
こういう子の方が楽しい、前の学校は15人殺したけど、面白味がなかった。
私は乗り気で答える。
「なんで?いいじゃんやろうよ。この5人で
コックリさん」
「へーよく知ってるねー」
「ほんと、ほんと。その学校から来たんでしょ?コックリさんやったの?」
「いや、やってたら、今ここにいないよー」
「確かにそうだね」
そう言って“紗枝”と“優紀子”達5人と笑った。
「でも、本当コックリさんやってなくてよかったねー。ニュースで見たけど、その後学校はずっと臨時休校なんでしょ、精神面が不安定になっている生徒が多いからって」
「うん、だから友達にもお別れ言えなくって…」
「そのなんだ…ねえその、“奈穂”って子と“華奈穂”って子とは知り合いだったの?
“華奈”ちゃん」
「んー知らないよー“華奈穂”ちゃんとは話した事あるけど、“奈穂”なんて子知らなーい」
「そうなんだー」
「ねえねえ、結局、その死体は誰だったの?」
「こら、紗枝!」
「あーいいよ、別に」
「ほらー。で、誰なの?」
「んーあんまりはっきり知らないんだけどねー確か、司法解剖で“奈穂”って子だったと思う」
「うわ、返り討ちじゃん。まあ因果応報だね」
「えっ、紗枝から因果応報なんて言葉出でくるなんて…」
「うるさいなー因果応報ぐらい知ってるよー」
紗枝が必死で言う姿が面白くてまた笑った。
「ねえ、コックリさんやってみない?」
「ちょ、紗枝!」
「えーいいじゃん。もしかしたらあの学校がいけなかっただけかもしんないじゃん」
「けど、それで今あの学校は臨時休校になって」
「えーじゃあ、2人は?どう?」
「いいんじゃない」
「なんか、楽しそう」
「ほらー」
「もー2人も調子乗らないの!」
「えーいいじゃん優紀子もやろうよー楽しそうじゃん」
「確かに、興味はあるけど、華奈ちゃんが…やっぱ、思い出すし嫌でしょ?」
「なんでーじゃ、華奈がよかったらいいの?」
「うーん、まあね…でも嫌だよね…」
優紀子が私に遠慮がちに聞いてくる。
こういう子の方が楽しい、前の学校は15人殺したけど、面白味がなかった。
私は乗り気で答える。
「なんで?いいじゃんやろうよ。この5人で
コックリさん」