神様にも祝詞 かみさまにものりと

ジンが

私と…



ドキドキ…ドキドキ…



「神様がいうなら…
仕方ないよ…」



「え…」



「だって、神様が…
したい…って、いってるんでしょ?」



「うん、神様が…」


ジンが笑った


私も笑った




「じゃあ…今度ね…リト…」


ジンが耳元で言った


くすぐったい…



「うん」



「リト、聞こえたの?」



「うん」



「リト、すげー!
神様の声、聞こえるんだ!」



「聞こえるよ」



ふたりで笑った




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