Light and Dark ー光と闇ー
「とりあえず、碧にも連絡しとくで。探してるから」
「もうやめて、みんなしてなんで私を探すの」
「なんでもいいじゃん」
「そうやそうや、大切やなかったらここまで必死に探さんで」
「2人に大切にされるほど関わった記憶ないけど」
ほとんど話したことはないし、遊んだこともなければ
思い出すらない
ちょっと顔見知りってだけで大切な存在になんてなれやしない
「碧と喧嘩したんやってな」
「喧嘩っていうかあr「よお」」
私の言葉をさえぎり話しかけてきたのは碧
碧と目を合わせずその場を離れようとすると
「逃がさねぇぞ」
そう言って私の手首を掴む碧
「離して」
「俺も離さんで」
「僕も離さないよ!!」
みんな私の手を掴み真剣な眼差し