Light and Dark ー光と闇ー
この時なんで素直にうんっと答えたのか
私自身分かってないけど、少し行きたいと思ったのは事実
ゲームを見ていてあの日を思い出し
私の心は少し揺れ動いたのかもしれない。
なにより楽しかったと思う私の気持ちが
素直に動かした。
「よっしゃー!!」
「もぉ、紘うるさいよ」
「寒いから暖かい格好しろよ?」
そう言うとみんな立ち上がり動き出した。
私は暖かい格好をして、髪の毛を整えて
少しだけ化粧をして、ドキドキする思いを抑える
「莉沙行くぞ」
碧は私の頭をぽんぽんとしニカッと笑う
その笑顔に私の胸が高鳴る。
準備ができ、みんな家を出た
「莉沙俺の後ろ乗るかー?」
「ばーか、莉沙は俺の後ろだよ」
「なんでやねーん、いつも乗ってるやんけー」
「ふっ俺以外の後ろには乗らせねぇよ?」
「私別に誰の後ろでもいいよ」