骨なしチキン野郎って【中学生日記②】
「草食系なんだな……」
オレは、ある自己分析をしていた。そして、決意する。
「ん…もっとグイグイっとさ。肉食系男子にならねば。ねばねば…… 」
このまま、ちゃんとした彼女も出来ずに中学生活を終えてしまうことだけは、絶対に避けたい。
それならば、肉。そう肉、肉だ。肉を食わねば……
近所のコンビニの、レジ横に置かれているチキンの塊肉。それを原始人のようにカブりつく。そんな姿が、オレの頭の中には浮かんでいた。
そんな発想しか出て来ない。学校でも授業中に眠くなると、コーヒー牛乳を飲むだけで目がシャキッとする。オレは、そんなタイプの人間だった。
そんなオレは今、マジで恋をしている。
オレは、ある自己分析をしていた。そして、決意する。
「ん…もっとグイグイっとさ。肉食系男子にならねば。ねばねば…… 」
このまま、ちゃんとした彼女も出来ずに中学生活を終えてしまうことだけは、絶対に避けたい。
それならば、肉。そう肉、肉だ。肉を食わねば……
近所のコンビニの、レジ横に置かれているチキンの塊肉。それを原始人のようにカブりつく。そんな姿が、オレの頭の中には浮かんでいた。
そんな発想しか出て来ない。学校でも授業中に眠くなると、コーヒー牛乳を飲むだけで目がシャキッとする。オレは、そんなタイプの人間だった。
そんなオレは今、マジで恋をしている。
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