ラブ♡ディスタンス【完】
「それで、聞きたいことがあったら
 隠さず俺に話して」




コクリ、と頷く。




「言ってくれないと、わかんないから」




『うん』




「くだらないことで
 凪先輩の気持ち、乱したくない」





『うん』





志樹君は、いつもの
包み込むような笑顔を見せた。
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