ラブ♡ディスタンス【完】



そうして今、私は志樹君の部屋にいるわけです。





「ほんとはどっか行きたいんだけど
 こんな時期だから外行くのも怖いし。
 俺んちで、ごめん」



『ううん。私こそ
 いつもお邪魔してごめんね』



「誰もいないし、気楽にして」



『うん』




とは言ったけど。



さっきのバックハグが強烈すぎて、

まさかの告白がサプライズ過ぎて、

心臓が、まだドキドキしてる...
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