ラブ♡ディスタンス【完】
志樹君が、私の両手首を持って

ゆっくりと顔から手を外していく。




「凪先輩...
 俺の彼女になってよ」



恥ずかしすぎて、うつむく私。



「もう、俺以外のヤツと
 付き合ったリしないで。」



視線を上げると

潤んだ志樹君の瞳と目が合った。



逃げられなかった。
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