ラブ♡ディスタンス【完】
『ん』
と、小さくうなづくと


志樹君は私の両頬を大きな手で包み、
顔を上向かせ、そっとキスしてきた。



「大学のPCR検査で
 陰性だったから、安心して」



『私も...陰性だった...』




志樹君は、ニヤっと笑うと

そのまま私をソファに押し倒し

角度を変え

何度も 何度も

燃えるような熱いキスをした。
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