ラブ♡ディスタンス【完】
志樹くんちを出て、玄関ゲートを抜け、
少し歩いて立ち止まる。
志樹くんに電話。
やだ...手が、震える...
ツーツーツーと
無機質な電子音だけが鳴る。
志樹君にLINE。
今どこにいるの?
手が震えて
何度も何度も打ち直した。
ごめんね、志樹くん。
信じてないわけじゃない。
志樹君が、マイカちゃんと
どうになかなるだなんて
思ってない。
マイカちゃんに揺らぐなんて
思いたくない。
ただ、不安なの・・・
だって。
志樹君ちから
マイカちゃんが出てきたのは
真実だから。
あんなキスマーク見せられて
志樹君のことを呼びすてで呼んでる
マイカちゃんを見たのは
事実だから。
早くこの不安を吹き飛ばして―――
志樹君っ!
少し歩いて立ち止まる。
志樹くんに電話。
やだ...手が、震える...
ツーツーツーと
無機質な電子音だけが鳴る。
志樹君にLINE。
今どこにいるの?
手が震えて
何度も何度も打ち直した。
ごめんね、志樹くん。
信じてないわけじゃない。
志樹君が、マイカちゃんと
どうになかなるだなんて
思ってない。
マイカちゃんに揺らぐなんて
思いたくない。
ただ、不安なの・・・
だって。
志樹君ちから
マイカちゃんが出てきたのは
真実だから。
あんなキスマーク見せられて
志樹君のことを呼びすてで呼んでる
マイカちゃんを見たのは
事実だから。
早くこの不安を吹き飛ばして―――
志樹君っ!